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P38削り出しパーツセット

今回発売いたしましたP38削り出しパーツセットは、「ac40」型と「ac43」型の2種類をモデルアップ致しております。ここでは、その違いについてご説明いたします。
「ac」はワルサー社で製造されて物であることを示す記号で、「40」や「43」の数字は製造年を表します。
アウターバレルに彫られている刻印がわかる比較写真です。
(写真左上:左側面、写真右上:右側面、写真左下:下面、写真右下:正面)
シリアルナンバーは、0001〜9999と刻印され、桁が変わると末尾にアルファベットが付いて順次刻印されていきます。
本製品のシリアルナンバーは、「ac40」型は8800番から、「ac43」型は6500番から通し番号になっています。

ac40バレルに見られるこの数字の刻印は、ボア径を示し、銃身の仕上げのグレードを指しています。 試験場の印
軍の試験印
通称ヴァッフェンアムトと呼ばれています。
ワルサー社製を示す刻印
対無煙火薬強度試験の合格印 オーストリアの鷲と「BH」の刻印は、第2次大戦中にオーストリア軍に寄贈された武器であることを示しています。

スライド側面比較写真(写真左上:左側面、写真右上:右側面)
フレーム比較写真(写真左)
アウターバレル同様、「ac40」型は8800番から、「ac43」型は6500番からシリアルナンバーを刻印しています。

「ac40」型と「ac43」型の形状における違いは、フレームの比較写真に見られるような、トリガー付け根部分の盛り上がりの有無 (トリガーガード内側の形状が「長円」か「ハート型」になっている) です。
もともとトリガーピンの穴が下寄りにあり、1943年ごろから、この部分を補強するために直線的な加工が廃止されて、盛り上がりが作られるようになりました。

トリガーピン周辺の形状変化について。
実銃は1943年の中頃からフレーム強度の向上を図りストレートな卵型からダルマの様なハート型へと改良されていきます。
今までモデルガンで製作されてきたP38は、大凡それぞれの形態で製作されてきました。
前期ストレートの卵型はMGCタニオ系、MGC-MJQ、マルイ、等のP38はストレートの卵型でした。
対する後期のハート型で製品を展開させたのが、中田&MKK、CMC、コクサイ等が製作したP38製品だったのです。
馴染みのある昔の形態が懐かしくもある方もいらっしゃいますでしょうが、皆様はどちらの形状が好みでしたでしょうか?
勿論、弊社のフレームはどちらの形状も正確な実物採寸での再現です。
デフォルメの無い実物そのままの形状を実感していただければ幸いです。